ザッハトルテ

ザッハトルテはオーストラリアの代表的なチョコレート菓子です。
古典的なチョコレートケーキです。

小麦粉、バター、砂糖、卵、チョコレートなどで作った生地を焼いてチョコレート味のバターケーキを作り、アンズのジャムを塗った後に、
表面全体を溶かしチョコレート入りのフォンダン(糖衣)でコーティングする。
だから普通のチョコレートのように滑らかな触感ではなく、口に入れると少しザラザラした触感のケーキです。

あんずジャムをスポンジ3段の間に塗り、全体(周り)も あんずジャムだけ を塗って冷やしました。
ポイントは、よ〜〜く冷やして、あんずジャムがグラサージュで流れないように・・・

108度にまで温度を上げ、その半分をバットに流し粘りが出るまでカートでこすり、元に戻し温度を6668度に下げグラサージュを作ります。
上の作業によって温度が下がるとき、糖分の結晶ができザラザラ触感ができます。
教室ではグラサージュを流す(温度を下げる)温度にこだわり、上手くいきませんでしたが・・・

よく考えてみると、グラサージュを流す温度は自分の手の速さで決めればいいと言うことに気が付きました。
ベテランの人は68度で流してもいいし、自信のない人は77度で流してもいいのです。(あまり高すぎてはダメ)

要は、一度で流せればいいのです。バタベラなどでを使わない方が仕上がりが綺麗です。
流したグラサージュの厚みがチョッと違うだけのことです。

一度目の作品です。(72度で流しました)

2度目の作品ですが、グラサージュ掛けに失敗しました。
あんずジャムを塗っているので、直ぐに簡単にグラサージュ(チョコ)だけがとれます。
再度チョコを鍋に入れ、自分の流せる固さまで温め、再度スポンジに流しました。

それでも、成功しました。(1〜2度なら再挑戦できます)

一度グラサージュ掛けに失敗した作品です。でも上手くできました。

学んだことは、鍋のチョコを一度108度まで温度を上げ、バットで粘りを出し結晶を作ったあと
元の鍋に返し、温度を下げたグラサージュ流しますが・・・

流す温度にあまりこだわらず、自分が上手く流せる最低限の温度で流せばいいという私の結論です。

だから2度目の流す温度は自分の感覚でしました。(自分の感覚が一番確かかも?・)