テンパリング(温度調整)
チョコレートを湯煎で溶かして固めるだけだと、 固まらなかったり、白く濁ったりする事があります。 テンパリングはチョコレートの分子配列を整えて、 チョコレートを艶やかな状態で美味しく固めるための作業です。 温度計が必要になり、面倒な作業ですが、 チョコの品質低下や失敗を避け、 なめらかでツヤのある美味しいチョコ作りのためには是非。 チョコレートに水分が入らないように、充分注意してください。 正しい温度が測れるように、ゴムヘラで混ぜながら作業するようにします。 寒い場所、暑い場所では作業が難しくなります。 チョコレートの種類によって、温度が違ってきます。 レシピでは、ミルクチョコレートで行っています。 |
@ | チョコレート150gを細かく刻み湯せんで溶かす。(40度〜45度) | チョコレート300gの場合 |
A | 溶けたチョコレートを氷水で冷やす。(ヘラで混ぜながら・・・) 混ぜているとき、鍋のそこにチョコレートの膜がつく。 |
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B | 冷やしたチョコレートを湯につける。(1秒) | 3秒湯につける |
C | 5秒待ってゆっくり混ぜる。 | 10秒待って混ぜる |
スィートチョコレート | @で、45度まで上げる。 | Aで、27〜28度まで下げる。 | 30〜31度で使用する。 |
ミルクチョコレート | @で、40度まで上げる。 | Aで、26〜27度まで下げる。 | 29〜30度で使用する。 |
ホワイトチョコレート | @で、40度まで上げる。 | Aで、26〜27度まで下げる。 | 28〜29度で使用する。 |
使用中にチョコレートが固まり出したら、湯煎のお湯温度を上げ、チョコの温度を上げます。
@から始めれば何回でもテンパリングできます。