(華岡青洲) | ||||||
診療所と医学校、そして自らの住居を兼ねた「春林軒(しゅんりんけん)」 | ||||||
〒649-6604 和歌山県紀の川市西野山473 TEL:0736-75-6008
|
夫の為に尽くしたデラチン? | 華岡青洲の碑 (跡地) | 麻酔に使った「通仙散」・45歳で成功 |
華岡家発祥の地の碑 | 「春林軒」の入り口 | 母屋 |
母屋の入り口 | 全身麻酔で乳がんの手術 | 右の建物は「フラワーミュージアム」 左に 「春林軒」 |
華岡青洲(はなおかせいしゅう)はマンダラゲを主とした麻酔薬「通仙散(つうせんさん)」を発明し、世界で初めての全身麻酔による乳癌摘出手術に成功した外科医です。 青洲は自分も麻酔薬を作り、これまで誰にも治すことのできなかった病気を治し、病に苦しむ人々を救おうとの気持ちを強く持つようになっていきました。 麻酔薬の研究では効果を確かめるために犬を使った実験を繰り返しました。 母、「於継」は麻酔薬の完成を見る事なく寛文11年(1799年)64歳で亡くなり、実験中に、妻「加恵」が薬の副作用で失明するという犠牲を伴いながら麻酔薬「通仙散(つうせんさん)」は完成します。そして文化元年(1804年)旧暦10月13日、青洲は世界初の全身麻酔下の乳癌摘出手術に成功。 天保6年(1835年)旧暦10月2日、華岡青洲は全身麻酔薬の開発という偉業の完成と、多くの人々の命を救うことに捧げた生涯を終えました。76歳でした。 「華岡青洲の妻」という映画・舞台は有名です。 夫の研究のため、妻自ら「人体実験」となって、昔の女性(妻)の忠誠を描いている。 医聖 華岡青洲が暮らし、数々の偉業を成し遂げたドラマの舞台である。 |