ムンク展
エドヴァルド・ムンク)
2008年1月19日(土)〜3月30日(日)

装飾画家としてのムンクに光をあてることが今回の展示会のテーマ

場所 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号
TEL:078(262)0901
兵庫県立美術館
開館時間
10:00〜18:00(入館は17:30まで)
※特別展会期中の金曜日と土曜日は
10:00〜20:00(入館は19:30まで)
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)
年末年始(12月31日〜1月1日)
※12/28〜12/30、1/2〜1/3
料金 一般 1,300円・大学生 800円・小中 500円

これらの絵は美術館のパソコンから私のパソコンに送信したものです。
当然、館内は撮影禁止です。
「叫び」 今回は展示無し 「不安」 「赤い蔦(つた)
「声・夏の夜」 「赤と白」 「吸血鬼」

やっと兵庫県立美術館「ムンク展」に行ってきました。

エドヴァルド・ムンクEdvard Munch, 1863年12月12日 - 1944年1月23日)は、19世紀20世紀ノルウェー出身の画家。『叫び』の作者として有名で、ノルウェーでは国民的な画家である。

自己の個人的体験に基づく「」「」「不安」を芸術表現に昇華し、世紀末の人々の孤独不安を表現したことがムンクが高く評価されるゆえんである。

私はムンクが「装飾画家」であるということは知りませんでした。
ムンクは、自らが描いた作品のうち、その核となる一連のものを〈生命のフリーズ〉と名づけました。
 
代表展示作品
●第1章 装飾プロジェクトとしての<生命のフリーズ>

●第2章 人魚 アクセル・ハイベルク邸の装飾

第3章 マックス・リンデ邸の装飾(リンデ・フリーズ「公園で愛を交わす男女」)
     リンデの子供部屋の装飾をムンクに依頼したが、「接吻」の絵があった為キャンセルされた。

●第4章 ベルリン小劇場の装飾(ラインハント・フリーズ「浜辺の出会い」)
         ドイツのマックス・ラインハントの依頼

第5章 オスロ大学講堂の壁画「太陽」

●第6章 フレイアチョコレート工場の壁画(フレイアフリーズ)

●第7章 オスロ市庁舎の壁画(労働者フリーズ)

依頼された下絵と作品の違いなどがよく解り、さらに偉大さが解る作品展でした。
表現派・油絵のムンクしか知りませんでした。
ムンクの知られざる「装飾画家」としての一面にスポットをあてた作品展でした。


「ムンクの叫び」ではなく「叫び」が本当の題です。

兵庫県立美術館の入り口 兵庫県立美術館内 ポスター