粉河寺 (千手堂の本尊千手観音さまの217年ぶりのご開帳)
(千手堂の本尊千手観音さまの217年ぶりのご開帳)
所在地
TEL  
和歌山県紀の川市粉河2787
0736-73-4830・3255

千手堂の本尊千手観音さまの217年ぶりのご開帳が始まりました。
 平成20年10月1日〜平成20年10月31日(朝9時より夕方4時まで)

大門(重要文化財)

規模の大きい三間楼門で、和歌山県では、
高野山・根来寺に次ぐ威容を誇る。
宝永四年(一七〇六)総欅造り。
金剛力士は仏師春日の作と云われ、尊像の
用材は桂の巨木。
広い境内の横には川が流れ、趣がある。
出現池

童男大士石像の傍には
「出現池」

名付けられた池がある(左の写真)。
童男大士は柳の枝を手に持ち、白馬に乗って
この池より現れたと伝えられている。

中央・・・童男大士石像
左・・・・・千住観音安置
右・・・・・馬蹄石
童男大士石像

「童男堂」の東側の土塀にとり付けられた
格子塀を通して、千手千眼観世音の化身と
いわれる「童男大士」の石像(左の写真)を見る
ことが出来る。

童男大士石像の左側には、
千手観音像を安置した小さい三角堂が
池の上に建てられている。
仏足石

参道を道なりにしばらく歩くと北側に「仏足石」
(左の写真)が見える。
。「仏足石」は釈尊の足形を石に刻んだものであり、
その大きさは偉大な人徳を表しているという。
右上・・・太子堂
左下・・・念仏堂
中門(重要文化財)

中門入口の上には『風猛山』と書かれた
「山号額」(左の写真)が掲げられている。
この額は紀州十代藩主、徳川治宝の直筆による
という。


「中門」をくぐると直ぐ北側に「牧水の歌碑」
(左の写真)が建っている。

芭蕉句碑

芭蕉の句
ひとつぬきて/うしろにおひぬ/ころもがえ
が彫られている。
千手堂

本堂の西側に本堂に隣接して「千手堂」
(左の写真)が建てられている。

千手堂の本尊千手観音さまの
217年ぶりのご開帳
本堂

屋根を複雑に組み合わせた八棟造り
といわれている様式

内陣には諸仏像(本尊は秘仏)の他に
鎌倉時代初期の作とされる国宝の
「粉河寺縁起絵巻」の複製品が展示されている。

粉河寺庭園

「本堂」の前から見た「粉河寺庭園」の一部であるが、
この場所から庭園全体を見通すことは難しい。
丈六堂

丈六堂内に安置されている阿弥陀如来像
(左の写真)である。

和歌山県粉河にある西国三十三か所・第三番札所「粉河寺」

「千手堂」に安置されている秘仏・本尊千住観音様が217年ぶりに御開帳されました。

私も3年前に西国三十三か所参りを満願し、その時に訪れたのが最初でした。
こんな近くにこんな立派なお寺があるのだと、感動したのを思い出しました。

今回で2回目!
境内の広さは勿論、重要文化財の多いこと!!
本堂への参道すがらに見える風景、建物を一つ一つじっくり見るには充分価値あります。

春には桜、秋には紅葉と行ってみる価値はあります。
新緑の頃もいいですよ。(最初訪れた時)

※駐車場は境内の中にあります!